英語留学の注意点

文化の違いで驚かれるかもしれない

事前準備が大事

英語力に自信のない方は、いきなり留学するのではなく、事前の準備を行っておくことも必要です。

まず英会話スクールに通う等して、ある程度英語に慣れておきましょう。
この手順を踏んでおくとより、有意義な留学生活が送れるようになります。
これは、生活をするうえでも最低限の英語力が必要となってくるという理由からです。
さて、その他に英語留学の際にはどのような点に注意すべきなのでしょうか。

文化の違いについて

まず大前提となるのが留学する国によって文化が異なるという点です。文化の違いを理解しておかなければ、留学どころではなくなってしまうでしょう。

ここまでいろいろな国の事をお話ししてきました。人種も違えば気候も経済も気風も、喋る言葉だって違うのです。それらを「文化」と呼ぶのですが、同じ国というのはそうそうありません。似ている人間がいても、国民性が全然違うケースは珍しくありません。「留学」という行動は同じであっても、留学する国によって文化が異なれば、そこで得られるものはまったく違います。

例えば、日本では「当たり前」「常識」だと思っても、国によっては「非常識」にもなれば「反感を煽っている」といった事にもなりかねません。とくに日本は治安が良い国として知られていますので、日本では何ら問題ない事でも国によっては大変な危険を伴うものになってしまう事だって珍しくなかったりするのです。

いざという時の対処法について

そして「いざ」という時にどうすべきなのかを、予め考えておく事も大切です。

日本であれば、「いざ」が起きたとしてもどのような国なのか重々承知しているでしょうから、そこまで大変にならない事もあるでしょう。ですが留学先の場合、「いざ」が起きたらどうすれば良いのか解らない事もあるでしょう。

文化の違いから、日本での「いざ」の対処法とまったく異なる事だってあります。ましてや異国の地です。どのような応対をすべきかはもちろんですが、精神的な部分に於いても不安や杞憂が増長されてしまうのではないでしょうか。

何事も余裕を持っておくのはもちろんですが、日本へどのように連絡するのか。自分だと証明するものは何かを知っておくことも大事です。異文化への適応、これもまた、留学に於いてはとても大切になってくるのです。

費用について

留学における費用に関しては、多めに持っておくことを心掛けましょう。

異国の地でお金が尽きてしまったらどうする事も出来ません。仮に、日本国内で上京して一人暮らししているのであれば、家族や親族に連絡すれば、お金周りの問題でも解決しやすいでしょう。

ですが、異国の地の場合、そうそう簡単にはいきません。為替の問題もあります。お金がより一層価値が高まりますので、留学の際には浪費を控えるのはもちろんですが、常に余裕を持っておくべきです。お金の面で余裕がなくなってくると勉学どころではなくなってきます。勉学に集中出来ないとなると、せっかくの留学の効果が半減してしまうのではないでしょうか。そのような事にならないよう、お金の面では常に余裕を持っておくようにすべきでしょう。

もちろんこれはお金だけではありません。食べ物にせよ、時間にせよ、何かと余裕をもって行動すべきです。